有利区間とは?パチスロで稼ぐための基本知識と活用法を解説

パチスロの有利区間

スロットを打ったことがある方なら、一度は耳にしたことがある「有利区間」。

有利区間について正しく理解することで、これから登場する新台でもより効率的に立ち回ることができるようになります。

本記事では、パチスロの有利区間について詳しく解説していきます。

目次

パチスロの有利区間とは?

パチスロの有利区間とは?

パチスロの有利区間とは、簡単に言えば「パチスロ機がプレイヤーに有利な状態を作り出せる区間」を指します。

これは、パチスロ台の内部的な仕組みであり、プレイヤーが獲得できる出玉やゲームの進行に影響を与える重要な要素です。

具体的には、有利区間は一定のゲーム数や出玉獲得枚数の上限が設けられており、その範囲内でボーナスやAT(アシストタイム)などが発生します。

有利区間が終了するとリセットされ、新たなゲーム展開が始まるのが特徴です。

この仕組みを理解することで、狙い台の見極めや効率的な立ち回りが可能になります。

有利区間を判別できる「有利区間ランプ」

有利区間を判別できる「有利区間ランプ」

有利区間の有無を確認する手段として、「有利区間ランプ」が挙げられます。

このランプは、主にスロット機種のメダル投入口付近に設置されており、点灯している場合は有利区間に滞在中であることを示し、消灯していれば非有利区間へ移行している状態を表します。

上記の画像のように、有利区間の状態を把握するための便利なツールと言えるでしょう。

また、有利区間ランプには他にも使い道があります。

例えば、一部の機種ではボーナス終了後にランプが点灯するため、次の一手を考える材料として利用できます。

さらに、朝イチのリセット判別にも役立つことがあり、有利区間がリセットされた台を狙う戦略を立てる際に重宝します。

ただし、6.5号機以降の機種では有利区間ランプを搭載していないものが増えています。

そのため、ランプの有無を確認して立ち回りを考える方法は難しくなりつつあります。

今後は、ゲーム数や出玉挙動など、ランプ以外の要素も考慮した柔軟な戦略が重要になってくるでしょう。

機種タイプ別に見る有利区間の特徴

機種タイプ別に見る有利区間の特徴

パチスロの有利区間は、機種ごとにその仕様や挙動が異なります。

それぞれの特徴を理解することで、より効果的な立ち回りが可能になります。

以下に、機種タイプごとの有利区間の主な特徴をまとめました。

6.5号機の有利区間

6.5号機の有利区間は最大4000ゲーム、差益獲得枚数は2400枚に設定されています。

この差益獲得枚数とは、投資した枚数を差し引いた純粋な利益のことで、例えば朝イチから1000枚(20スロで約2万円)を投資して有利区間に突入した場合、最大で3400枚を獲得できます。

この際、エンディングを迎えると有利区間が強制的に終了します。

また、6.5号機からは「コンプリート機能」が導入され、1日に獲得できる出玉が19000枚に達すると、その日のプレイが強制終了する仕組みが加わりました。

6.5号機の代表的な機種として、「機動戦士ガンダムユニコーン」や「甲鉄城のカバネリ」などが挙げられ、高い出玉性能が魅力となっています。

Aタイプの有利区間

Aタイプの機種には、有利区間という概念は存在しません。

たとえば、ジャグラーのような出玉がリアルボーナスのみで構成されている機種では、有利区間を設ける必要がないのです。

そのため、Aタイプは純粋に設定に基づいたボーナス確率での勝負となります。

中には「ジャグ連」を有利区間と誤解している方もいるかもしれませんが、これはあくまで設定によるボーナス確率の偏りによって起こる現象です。

つまり、ジャグ連は有利区間の仕組みとは無関係であり、純粋な確率の結果として捉えるべきものです。

スマスロの有利区間

スマスロの場合、差益獲得枚数2400枚やコンプリート機能に関しては6.5号機と同様の仕様が適用されていますが、有利区間のゲーム数制限は撤廃されています。

このため、有利区間内のATがいくら長く続いても、ゲーム数の消化による強制終了の心配はありません。

有利区間が終了する条件は、差益獲得枚数2400枚に到達してエンディングを迎えることのみとなっています。

スマスロの代表的な機種としては、「バジリスク絆2天膳」や「北斗の拳」などが挙げられ、これらの機種はゲーム性や出玉性能において多くのプレイヤーから支持を受けています。

有利区間ゲーム数の制限がない点は、スマスロならではの大きな特徴と言えるでしょう。

有利区間切れは不利恩恵がある場合も?

有利区間切れは不利恩恵がある場合も?

前述のように、有利区間が切れる条件について説明しました。

一見すると、有利区間が終了することは打ち手にとって不利に思えるかもしれません。

しかし、スマスロが普及した現在では、有利区間が切れることが必ずしもデメリットとは限りません。

むしろ、有利区間終了後には恩恵がある場合も存在します。

具体的には、再度有利区間へ突入する際に特定の優遇措置が適用されたり、高設定挙動が現れるケースなどが挙げられます。

有利区間切れのタイミングとその恩恵を正しく理解することで、立ち回りの幅を広げることができるでしょう。

スマスロ機種は有利区間切れの判別が難しい

スマスロ機種は、前述の通り、有利区間のゲーム数上限が撤廃されており、コンプリート機能の発動を除けば、有利区間切れの条件は差益獲得枚数2400枚が基準となります。

しかし、一部の機種ではこの2400枚に到達する前に有利区間が終了する場合があります。

そのため、スランプグラフの右肩上がりだけを見て、有利区間切れを正確に判断することは困難です。

こうしたケースでは、ゲーム数やランプの挙動など、複数の要素を組み合わせて総合的に判別することが求められます。

有利区間の特性をしっかり理解しておくことで、無駄打ちを避ける立ち回りが可能になります。

有利区間が切れると恩恵がある!?

スマスロ機種に多いですが、有利区間が切れると恩恵があります。

例えばスマスロモンキーターンVは有利区間が切れる告知義務がないため、青島SGに入ってゲーム数を消化すると有利区間が切れ「青島vs波多野」となり、青島が勝利すると再度青島SGという有利区間に再突入します。

打ち手に違和感を感じさせない仕様です。(ただし1回の青島SGで差益獲得枚数2400枚到達時はエンディングに入り、「青島vs波多野」に移行)

これまでの常識を覆し、有利区間切れは打ち手にとって有利となりつつあります。

エンディング到達したら有利区間切れ!?

エンディング到達したら有利区間切れ!?

スマスロ機種では、有利区間が切れることがプレイヤーにとってプラスに働く場面が多くあります。

たとえば、「スマスロモンキーターンV」では、有利区間が終了する際に告知義務がないため、ゲームの流れを途切れさせることなく、有利区間の移行が自然に行われる設計になっています。

具体的には、青島SGで一定ゲーム数を消化すると有利区間が終了し、演出が「青島vs波多野」に切り替わります。

この対決で青島が勝利すれば、新たな有利区間として再び青島SGに突入します。

このような仕組みは、プレイヤーに違和感を与えずスムーズにゲームが展開されるよう工夫されています。

ただし、1回の青島SGで差益獲得枚数2400枚に達した場合には、その時点でエンディングに移行し、「青島vs波多野」の演出には進みません。

このように、従来の「有利区間が切れると不利」という概念を覆し、有利区間終了を活用してプレイヤーに有利な状況を提供する仕様は、新しいスマスロ機種の魅力と言えるでしょう。

有利区間切れの恩恵を正しく理解することで、より戦略的に楽しめるようになります。

有利区間切れのない機種がスマスロで登場している!?

有利区間切れのない機種がスマスロで登場している!?

スロットには有利区間が実装されていますが、中には有利区間が切れるにもかかわらず、その変化を打ち手に意識させない巧妙な設計を持つ機種が存在します。

このような機種は、演出やゲームフローの工夫により、有利区間切れがストレスなく自然に感じられるようになっています。

ここでは、有利区間切れを感じさせない代表的な機種を3つ紹介します。

革命機ヴァルヴレイヴ

『革命機ヴァルヴレイヴ』は2022年11月21日に導入され、2024年現在でも多くのホールで稼働し、根強い人気を誇っています。

その魅力の一因は、AT(アシストタイム)の仕様にあります。

AT「革命RUSH」および「超革命RUSH」は、純増約7.2枚/Gの高い出玉性能を持ち、特に「ハラキリチャレンジ」とのループで出玉を増やすゲーム性が特徴です。

中でも「ハラキリドライブ」は、50Gまたは100G以上の上乗せが期待でき、100Gの上乗せで約720枚の獲得が可能です。

通常、有利区間の終了条件は差益獲得枚数2400枚とされています。

しかし『革命機ヴァルヴレイヴ』では、有利区間のリセットタイミングを任意に決定できる、または「超革命RUSH」中の「ハラキリチャレンジ」で一度有利区間を強制的にリセットするなどの仕様があるとされています。

ただし、これらの情報は公式発表ではなく解析情報に基づくものですので、参考程度に留めてください。

このように、有利区間の終了を意識せずにプレイでき、かつ高い出玉性能を持つ点が、プレイヤーからの支持を集めている要因と考えられます。

チバリヨ2

チバリヨ2は2024/03/04にリリースされた機種です。

巷ではチバリヨ2は万枚製造機と言われており、現在では増産中止(設定台数の増加)がささやかれています。

その理由が32G以内にボーナスが当選する虹パトモードとリミットレスモードなのです。

虹パトモードはボーナスループ率が92%で8%で虹パトモードから転落した時の救済モード(差益獲得枚数2400枚到達時も含む)がリミットレスモードです。

リミットレスモードは88%の継続率を持ちますが、ボーナス当選時の約15%で再度虹パトモードへ移行するため、有利区間切れを感じさせることなく場合によっては万枚突破もあり得ます。

一撃万枚の可能性を秘めた機種なので、扱っているホールは少ないかもしれません。

ゲゲゲの鬼太郎

ゲゲゲの鬼太郎は2024年8月5日にリリースされた機種です。

この機種は他と異なり、ノーエンディングATを採用しており、有利区間をほとんど感じさせない仕様となっています。(コンプリート機能は除く)

つまり、エンディングによる強制的な出玉制限がなく、むしろツラヌキ性能が強化されているのが特徴です。

まとめ:パチスロの有利区間

まとめ:パチスロの有利区間

これまで、パチスロの有利区間について解説してきました。

現在、スロットは主に6.5号機とスマスロの2種類が存在し、それぞれに有利区間が設定されています。

6.5号機では、有利区間の上限が4000ゲーム、差枚数の上限が2400枚と定められています。

一方、スマスロではゲーム数の上限が撤廃され、差枚数2400枚に到達するとエンディングを迎え、有利区間が終了する仕様となっています。

特筆すべきは、スマスロ機種において、有利区間の終了がプレイヤーにとってプラスに働くケースが増えている点です。

例えば、有利区間終了後に特定の恩恵が得られる機種も存在し、これにより有利区間切れを狙った立ち回りが有効となる場面も増えています。

このような仕様の変化により、プレイヤーは有利区間の特性を理解し、戦略的に立ち回ることで、より高い収益を目指すことが可能となっています。

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この記事を書いた人

ギャンブル全般が大好きなサラリーマン。
パチンコ・パチスロ歴は10年。オンカジ歴は6年。
有益なギャンブル情報をブログで発信している。

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